たいこさんの戯れ言

アイドル好きのおじさんが書いてます

2020年 オタクをするのが辛かったみんなへ

 

2020

 

悪くはなかったかもしれない。

 

今となってはそう言えるかもしれない。

 

オンラインでのイベントがあって

行けないライブも見ることが出来た。

いつもだったら参加出来ない特典会、仕事の合間でも出られるようになった。遠方からでも、場所を問わずコンスタントに好きな人とお話が出来るようになった。

アイドルとしての推しのもっと生活に近いところに触れることが出来た。

スタッフさんとお電話したり、チェキを購入する機会があった。

普段ならありえなかった、舞台公演の全配信というスペシャルさにこの情勢に少しばかり感謝したこともあった。

そう、思えば、もしかしたら少し良かったとすら言える一年だったかもしれない。

 

でも今日は、このブログを届けたい人がいます。

 

少しでも2020年の苦しみを発散してから新たな年を越して欲しいという気持ちがある。

 

だから、今回のこの記事は2020年オタクをするのが辛かった人に読んでもらいたいです。

 

自分視点で自己中心的な内容を泣きながら書くので、読むと苦しいかもしれないです。

特典会の前には読まないでくださいね。

 

 

2020


四半世紀生きてきて

最も一瞬で終わった年でした


最も辛い一年でした

 


新型コロナウイルス流行

沢山のイベントが無くなりましたね。

どのイベントも、運営も演者もオタクも本気でした。

"2020"の覚悟があった。

それが今年の始まり。

 


どんなに頑張っていても

どんなに願っていても

出来ないことがあると知った。

努力してきたものが呆気なくなくなる瞬間を沢山目にした。


仕事もなくなり

現場もなくなり

かといって何もしなくていいわけではない。


矛盾

経験したことのないストレス


何度か死のうと試みた

 


家族にも職場でも吐き出せない苦しさがあって

でも、オタクが助けてくれた。

同じ気持ちで苦しいね辛いねって言ってくれる人の存在があった。

みんなのおかげで今日

2020年最後の日を迎えることが出来ました。

 


ありがとう

 


オタク出来なくて苦しかったけど

オタクしてたからみんなと出会えた。

みんなのことがだいすきだって再認識した年

 

2020


自粛期間が開けて

少しづつだけど仕事は日常を取り戻した。


約半年後、DDも動き始めた。

他のどこよりも頑張って我慢してたのは見てたらわかる。頑張ったね。よく耐えたね。と言ってあげたい。

 


でもきっと私たちにとって

ここからが本当の"苦しい"だったんだと思う。

 


ライブが再開した。

 

 

みんなの影に隠れてそっと、でも沢山。

 

泣くしか無かった

 


あるけど、行けない

 


今まではみんな行けなかった。

みんなで肩を並べて生きようって慰めあった。

気を紛らわせるためにリモート飲み会したり

色んなことをしたね。


でも、これからは違う


現場があるけど行けない辛さはよく知ってる。

今までそういう気持ちと付き合ってきたから。


自分はやりたい仕事をしてるから。

それは自分の選んだ道だと納得して受け入れてた。


でも、今年は違う


行きたいけど行けない。

自分の大切にするものを守るため

生活するために

大切にされてるが故

生きるために

行けない。

 


色んな人の、色んな理由があるけど。

 


そこにある事実は

 


"私は行けない"

 


それだけ。

 


メンバーが、行きたいけど来ることが出来ない人へ

みんなが来られるようになれたらいいなって、

直接見て欲しい、見せたい

そう思っていることが本当だと言うことも分かってる。


そう伝えてくれて嬉しいという気持ちもある。

 


それでも事実は変わらない

 


"私は行けない"

 


仕事も忙しくなり、それぞれの生活が戻った。今まで肩を並べて、抱きしめて慰めてくれた子達と繋いでいた手はもう離れてしまった。


本当はみんな根底にある気持ちは変わらない


再開して嬉しい、行きたい、会いたい


涙を流して再会を喜ぶこと、自分が行けていたら、みんなと変わらず同じようにしただろう。


それでもなぜだか今は自分は必要じゃないんだって気がして、

たった1人お家で見ている"事実"が苦しくて、

なんでこんなにひとりで苦しまなきいけないんだって、

こんな世界に対して呪いの言葉を吐いた。


誰もいない、宇宙の果てから1人で地球を見つめているようだ。

早くみんなのところに帰りたい。

 

そんな気持ちを沢山見た。


みんなからやり場のない苦しみが溢れている。

Zepp行けないからオタク失格

推しのセンター初披露を見届けられなかった

自分がここまで推してきた意味ってなんだろう

ちょこらぶ名乗れない

自分の目で直接見られなきゃ意味が無い

 

そんな言葉を沢山見た。

 

めでたいライブのはずなのに

あの苦しみを、たくさんの人に味あわせてしまった。行けない悲しみを、私も分かるよと共感してあげることしか出来ない自分の無力さを感じた。


苦しくて泣きたくて、でもぶつけられない気持ちをみんなはどうやって処理しただろうか。

 

誰かに話を聞いて貰えただろうか。

涙を流せただろうか。

推しに慰めて貰えただろうか。

何も言わずに受け止めてくれる人がそばに居るだろうか。

 

もしもまだ出来ていなくて抱えているなら

壊れてしまう前にその苦しい気持ちを吐き出してほしい。負の感情は人を巻き込むけど、それでもいいから、私でよければぶつけていいから、あなたの楽しく生きられる日が1日でも長くあってほしい。

 

そして、少し元気になったら人の話を聞いてみてもいいかもしれない。

現場に行けた人がみんな笑顔で帰ってきてるとも限らない。

 

本当に難しい年だ。

 

ライブから泣きながら帰ってくる友達の方が多くて、困惑した。

みんながみんな色んな場所で色んな形で苦しんでる。

 

 

配信を見ること

音楽を聴くこと

推しにリプライを送ること

推しの画像や動画を見ること

SNSをすること

人と話すこと

 

つらいとき、人は何も出来なくなるということを今年になってはじめて知った。

 

やらなきゃって気持ちだけが駆け巡って

開いては閉じ

聴いては泣き

あんなに好きだったもの全てが"苦しい"になる

好きなものを見ることが辛いとわかった時

どう生きたらいいか分からなくなった。

 

 

みんなが布教動画作ったり

ブログを書いたり色々してるの見て


ああ、自分は何も出来てない


そう思ったり。

 

 

 


自分に出来ないことをしようとしたり

余裕が無い時

もっと疲れちゃうから

何もしなくてもいい。

自分を大切にして欲しい。

自分だけのことを考えて欲しい。

自分だけをいたわってあげて欲しい。

 

自己中でもいいんじゃない。

 

あなたが元気になって、好きだと思う気持ちがあれば、それだけでいい。

なんだかイライラしてしまって好きじゃない!って思ってしまっても、離れたくなっても、またオタクをしたいと思った時、十分それでオタクで居られてる。失格なんて一人もいない。あなたは、あなたで居ればいい。大丈夫。

 

そんなあなたを誰も責めない。

オタクも、推しも。

 

 

2021年どうなるかなんて分からない

目の前のZeppだってどうなるか分からない

幕張メッセが、日本が、世界が、

もしかしたら2020よりも酷いことになるかもしれない。

わからない。

分からないって苦しい。

来年も生きられるかなんて分からない。

2021年 オタクをするのが辛かったみんなへってまたブログを書いてるかもしれない。

どうでもいい事で辛くなって死んじゃうかもしれない。

 

まあそんな感じなので

気まぐれでも

死にたくなったら死ぬ前に連絡下さい

話したいことあるかもしれないじゃん

君の求めのチェキ取っといてあるかもしれないじゃん

何も無かったらビデオ通話で変顔でもしよう

 

 

 

大丈夫。助けたい。なんて綺麗事をたくさん書いているけど、

劣等感や自己嫌悪で何も考えられなくなることは毎日。恐ろしいほど毎日。困った。

それでもネガティブな人間が紡ぐポジティブな言葉によく救われているので、私にもなにか出来ることがあるかもしれないと思って書いてみた。

 

 

2020年辛かったみんな

ここまでよく頑張りました。

 

頑張れなかった子も

何も間違いじゃないと思う。

 

みんなのことがだいすきだよ

 

2021年はだいすきなみんなが頑張らなくていい年になりますように。